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院長コラム

2017年11月12日

人間関係について ①ものの見方は人によって違う

現代人の悩み

現代人の悩みには、いろいろな言い方はありますが、ある意味では「ストレス」があらゆる悩みの元になっています。多くの人が、「どのようなことで悩んでいるか。どのようなことにストレスを感じているか」と考えてみますと、主に、「人間関係の問題」と「金銭的、経済的な問題」の二つが取り上げられるでしょう。特に、人間関係の問題では、会社における上司や先輩など組織の中での人間関係のストレスが多いと思われます。そこで、人間関係について少し考えてみたいと思います。

ものの見方・感じ方は人によって違う

人間関係について悩んでいる場合に、気をつけたいこととして、「ものの見方」が挙げられます。物事を見るときの見方や感じ方は、本当に人それぞれであり、誰もがまったく同じではありません。そして、このことから人間関係の問題が始まっていくのです。

「他の人の見方や感じ方は自分と同じではない。同じ事実に対しても、いろいろな見方がありうる」と気づくことが大事です。「皆、自分と同じ見方や考えをするものだ」と思うと、人間関係の不和が起きやすくなります。そして、「自分と異なる見方や考え方をする人がいる」と知ることが、他人に対する寛容さ、包容力につながります。しかし、「自分の見方がすべてでありそれ以外はない」と思うと、人間関係が良くなることは難しいと思われます。
(続く)「ストレス・フリーの幸福論より」

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この記事の筆者 中川明彦なかがわ心のクリニック 院長
院長コラム
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