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なかがわ心のクリニックが
診療する主な心の病気

こころの病は様々な種類が存在し、それぞれ原因や治療法も異なります。
このページでは、なかがわ心のクリニックが診療する主な心の病気を紹介します。

  • うつ病
    うつ病とは、強いうつ状態が長く続いて回復せず、普段通りの生活をすることが困難になる病気で、脳の機能障害が生じている状態です。うつ病のはっきりした原因はまだ特定されていません。うつ病では、気分、意欲、思考などに関係するセロ…
  • パニック障害(パニック症)
    場所や状況に関係なく生じてくる強い不安や恐怖に、動悸・呼吸困難・発汗などの自律神経症状を伴うパニック発作が2回以上繰り返し出現する状態をパニック障害(症)といいます。パニック発作は急速に症状が現れ、数分以内にピークを迎え…
  • 社交不安障害(社交不安症)
    「多くの人の前で話すと緊張する」「初対面の人にあいさつするのは恥ずかしい」などということは誰にでもあることですが、他人から注視を浴びるかもしれない社会的状況や行為に対し、顕著で持続的な不安や恐怖を抱き、そのような状況を回…
  • 強迫性障害(強迫症)
    強迫性障害は、強迫観念と強迫行為からなっています。強迫観念は、「少なくとも障害の期間の一時期には、侵入的で無意味あるいは不適切なものとして体験され、無視しようとしたり抑え込もうとしても絶えず心を占める思考、衝動、イメージ…
  • 大人の発達障害
    発達障害という用語は、法律上の定義と医学的な定義の間で少し違いがあります。 発達障害者支援法(2005年)では「発達障害」とは、自閉スペクトラム症(ASD)[自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害]、学習障害…
  • 思春期の心の病気
    不登校、引きこもり 情緒不安定、不安障害、気分障害 対人恐怖、社交不安障害、適応障害 うつ病、躁うつ病(双極性障害)、身体表現性障害、統合失調症 強いこだわり、幻覚、妄想、過食、自傷 …
  • 双極性障害
    双極性障害とは躁状態とうつ状態を繰り返す心の病気です。双極性障害は双極Ⅰ型障害と双極Ⅱ型障害の2つに分けられます。双極性障害の原因は脳の伝達物質の異常だと考えられていますが、まだ分かっていない部分も多いです。発症には遺伝…
  • 適応障害
    適応障害はストレスなどが原因となって引き起こされる病気です。引っ越しや転勤などによる環境の変化、職場での過酷な労働、結婚や離婚、子供の誕生などが発症の一因であると考えられています。適応障害とは精神面や行動面の障害によって…
  • 統合失調症
    統合失調症は約100人に一人がかかる病気だと言われています。罹患率は高く決して珍しい病気ではありません。思春期から40代までが好発年齢だと指摘されている病気です。統合失調症発症の原因は、はっきりとは分かっていません。いく…
  • 過敏性腸症候群
    過敏性腸症候群はIBS(irritable bowel syndrome)と呼ばれることもあります。日本ではおよそ10%の人が過敏性腸症候群に悩まされていると言われています。女性に好発し、若年者に多いのが特徴。過敏性腸症…

心療内科、精神科、神経内科
の違いについて

心療内科・精神科・神経内科の違いについて説明いたします。

心療内科

心療内科は主に心身症を扱います。心身症は身体疾患ですから、身体の症状が主訴(主たる訴え)ということになります。

こちらで「心療内科とは」を詳しく説明しています。

精神科

精神科は精神疾患を専門に扱う科です。わかりやすく言えば心の症状、心の病気を扱う科であるということです。心の症状とは、不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想などのことです。精神症状、精神疾患に関する専門家が精神科医ですから、そういう病態の場合には、たとえ軽症であっても精神科が適当ということになります。

これにはうつや統合失調症はもちろんですが、神経症や不眠症も入ります。そのような疾患で身体症状を伴う場合もありますが、基本的に精神疾患がメインであれば精神科ということになります。

< 心療内科の診療対象となる主な症状・病名 >

神経内科

神経内科は脳神経系の疾患を取り扱います。脳血管障害やパーキンソン病、ニューロパチーなどの神経の病気を扱う科です。この場合の「神経」というのはいわゆる「神経が太い」とか「神経質」という神経ではなく、実際に筋肉などの組織につながって、信号を伝えたりしている実体のある「神経」のことです。

神経内科はそれほど混乱されることはないのですが、心療内科と精神科は紛らわしく、混乱があるようです。ごく大まかに言ってしまえば、身体の症状がメインならば内科または心療内科、心の症状が主体ならば精神科ということになりますが、実際にはどちらか紛らわしい場合もあります。紛らわしい場合にはどちらかに相談することで、より適切なところへ紹介されることになります。

< なかがわ心のクリニックでは主に心療内科と精神科を診療しております >

受診科の選択の例

最後にまとめて、受診科の選択の例をあげると・・・

●身体の症状がメインだが、検査をしても異常がない、あるいは、経過からストレスなどが関連していると思われる。 ⇒ 心療内科

●不眠や不安、イライラ、抑うつ、幻覚など、心の症状がメインである。 ⇒精神科

●身体の動きがおかしい、ふるえる、傾く、力が入らないなど神経の異常が疑われる。 ⇒ 神経内科

●身体の症状と心の症状が同じくらいあり、どちらがメインか区別がつかない。 ⇒ いろんな可能性があるので、まずは内科を受診して器質的な疾患を除外する。あるいは、内科・心療内科・精神科のうちのいずれかにまずは電話で適切かどうか相談する。

●最近ストレスを強く感じることがあり、それ以降身体の調子が悪くなったが、それ以前は全くそんなことがなかった。 ⇒ 心療内科

もちろんこれ以外にもいろんなケースがあります。また、施設によって独自の事情もあるので、これが全てに当てはまるというわけではありません。実際には選択に迷うことも多々あるでしょう。そんな時はまずは医療機関に電話で問い合わせをしてみることをお勧めします。

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